長瀬智也主演「空飛ぶタイヤ」絶対に観たい企業のリアル

ずっと楽しみにしていた「空飛ぶタイヤ

長瀬智也のファンであり、池井戸作品の

ファンである私は当然観てきました

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大手企業と町工場

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私の住む田舎では、ほとんどが町工場で、そのほとんどが苦戦を強いられており、仕事が減ると誰もが辞めなくても良いように、交代で休んだり半日ずつの出勤にしたりと工夫をしたり。。。

同系列の少し忙しい工場へ、遠方かかわらず応援に入るようです

又、田舎でも少し大きな会社は、危険な仕事は下請けに依頼するため、下請け会社に怪我人が出たりしている事も聞きます


映画内で長瀬智也演じる赤松社長が、家族と従業員を守る為に靴を磨り減らし、自社の潔白の証明の為に駆け回り、大手企業と戦う姿は胸をしめつけられます

いよいよ町工場が駄目な時に、大手企業は口封じの為に大金の出資を持ちかけますが、赤松社長は人間として断ります

大手企業の課長として、ディ-ン.フジオカが出演しています

ただ、現実的に考えても大手企業の、課長や係長クラスは一番苦しい立場に思えます

私が知っている話では、大手企業の課長クラスは所得もそこそこあるようですが。。。

ストレスも半端ないように思えます

全国規模の大きな企業でも、係長、課長クラスは職員からの採用となっても、企業によっては部長クラスは府や県の公務員や府職が、定年前の最後の砦として配属される可能性大なのです

実務経験の全く無い上司の下で、係長や課長は責任の度合いがもの凄く高い物となり、ストレスで鬱になる者も出てくるようです

映画の評価と重ねて、リアル現実を書いてしまいましたが。。。



映画作品の中で、痛めつけられ追い詰められ、苦しみあがきながら戦う赤松社長(長瀬智也)と、役職として会社を守るか人間としての正義かに悩む沢田(ディ-ン.フジオカ)

働く戦士達に、勇気をくれる作品だと思います


映画評価 五点満点中の4.8


是非、観てほしい作品です