かなり、辛口レビュ-かも。。。


同じ作者である、角田さんの作品で映画「紙の月」と


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テレビドラマ6話の「八日目の蝉」を見てみました


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原作は読んでいないので、あくまで映画とドラマに対する評価となります






まず「紙の月」に関してですが、つきなみの銀行行員が若い男のために金の横領を重ねていくものですが。。。


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悪びれなく淡々と多額の横領をしていきます


その手口等は解りやすく画かれているのですが、たいせつな人が病気でやむを得なくといった内容であればまだ理解もできるのですが。。。


若い男性の為に、ああも簡単に当たり前のように横領が出来るものなのでしょうか?


私自身の考えとの相違もあったのかもしれませんが、不自然過ぎるために評価。。。


☆☆☆





続いてNHKで6話に分けての放送「八日目の蝉」タプレットで一気見をしてしまいました



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不倫の末妊娠してしまい、愛人は中絶をして二度と子供は産めない体となる


同時期に妻も妊娠をしており、妻は女の子を出産する


六ヶ月もたった頃、愛人は夫婦の子供を誘拐して逃亡を続けながら自分の子供として育てる






自分の子供てしてたいせつに育てているのはよく解るのです


ただ、感動をするには無理があります


子供には何も選択権はなく、幼稚園にも行けず、その場所にいたくても逃亡しなくてはならない



不倫はいけないと解っていても、人間は愛してしまったら理性に負けてしまいます


でも、それが正しい事ではありません


何も解らない子供を誘拐して逃亡は子供には同情はできても、身勝手な主人公には同情も感動もできません



このドラマの評価は☆☆☆



同じ女として理解出来たのは、妻のある人を愛してしまったという部分迄止まりでした